Working with AWS CodeCommit on Windows (Japanese)

ラボの概要

このラボでは、AWS CodeCommit を使った演習を行います。

目標

このラボでは、以下を実行します。

• AWS CodeCommit でコードのリポジトリを作成する
• Windows EC2 インスタンスに接続する
• AWS Tools for Windows PowerShell を設定して、AWS CodeCommit サービスに接続できるようにする
• リモートの CodeCommit リポジトリのクローンを作成して、ローカルリポジトリを作成する
• Visual Studio Code を使って最初のコミットを実行する
• AWS CodeCommit コンソールを使ってコミットしたファイルを確認する
• CodeCommit コンソールを使ってコミットを実行する
• CodeCommit コンソールのさまざまな機能を確認する

ラボで使用する Amazon EC2 Windows Server インスタンスは、事前に用意されています。この Windows インスタンスには、Microsoft Visual Studio Code と Git クライアントの両方がインストールされています。このラボは開始におよそ 10 分かかります。

所要時間

このラボの所要時間は約 60 分です。

前提条件

このラボの前提条件は次のとおりです。

• Google Chrome ブラウザ。本ラボで受講生がインターネットブラウザとして使用できるのは Chrome のみに限定される。Fleet Manager RDP では、RDP セッションとローカルマシン間の双方向のコピーアンドペーストをサポートしているブラウザが Chrome のみであるため。
• Microsoft Windows、Mac OS X、Linux (Ubuntu、SuSE、Red Hat) 搭載のコンピュータを使用できること。
• AWS コンソールの操作に慣れていること。
• ソースコードリポジトリの基本原理についての知識があり、開発経験があること。

アイコンキー

このラボでは、ガイドの特定の部分への注意を促すため、さまざまなアイコンが使用されています。以下のリストは、各アイコンの目的を説明したものです。

• コマンド: コマンド: 実行する必要があるコマンドを表す。
• 追加情報: 特記事項または重要な情報を示す。
• 注意: 注意のアイコンには、重要なヒント、コツ、ガイダンス、アドバイスが示される。
• 勧告: 特記事項または重要な情報への注意を促す。勧告を読み忘れてもサービスが停止したり、データが失われたりすることはないものの、特定のステップを再度行わなければならない場合がある。
• 想定される出力: 出力のサンプルであり、コマンドまたは編集済みファイルの出力を確認するときに使用する。
• タスク完了: ラボのまとめや要点を示す。

テクノロジーについて

このラボにアクセスしている間、このラボで必要のない AWS のサービスは、IAM ポリシーによって無効になります。また、このラボで使用する各種サービスの機能は、ラボで必要なものに限定されます。このラボガイドに指定されていないサービスを使用したりアクションを実行したりすると、エラーが発生することがあります。

AWS CodeCommit

AWS CodeCommit は、プライベート Git リポジトリをホストする、スケーラブル性の高いマネージド型のソース管理サービスです。背後では、CodeCommit によりデータが Amazon S3 と Amazon DynamoDB に保存され、リポジトリの高いスケーラビリティ、可用性、耐久性を実現できます。必要なのは、コードを保存するリポジトリの作成のみです。プロビジョニングやスケールのためのハードウェアや、インストール、設定、操作が必要なソフトウェアはありません。

Visual Studio Code

Microsoft のウェブサイトによると、Visual Studio Code は、強力なコード支援やナビゲーション機能、および効率化された UI を備えた最新エディタであり、統合されたデバッグ機能をフル機能の IDE をインストールすることなく使用できます。現在無料で利用でき、Windows、Mac、Linux で動作します。Visual Studio Code には Git コードリポジトリを操作する機能が含まれているため、AWS CodeCommit の学習に有用なツールですが、AWS CodeCommit で同様に動作する数多くの Git ツール (無料および市販) もご利用いただけます。このラボは、Visual Studio Code についてすべて説明することを目的としたものではありません。