Commit a Bugfix (Japanese)

ラボの概要

このラボでは、Presidents というアプリケーションについて作業しながら、Git を使用してコードの変更を管理するための基礎を学習します。まず、開発環境として使用する AWS Cloud9 インスタンスに PresidentsApp AWS CodeCommit リポジトリのクローンを作成します。Presidents アプリケーションには、コードにバグがあり、バナー画像が表示されません。この問題を解決するためにコードの修正に取り組みます。

必要なコードの更新を行った後、その変更を CodeCommit リポジトリにプッシュします。リポジトリは、Presidents-Pipeline と呼ばれる AWS CodePipeline パイプラインに接続されています。AWS CodePipeline はマネージド型の継続的デリバリーサービスで、アプリケーションとインフラストラクチャの迅速かつ信頼性の高い更新のために、リリースパイプラインを自動化できるように設計されています。CodePipeline を使用すると、自分で定義したリリースプロセスモデルに基づいて、コードが変更されるたびに、コードのビルド、テスト、デプロイを実行できます。

リポジトリは Presidents-Pipeline に接続されており、メインブランチに対して新しいコミットが行われると、パイプラインが呼び出されます。プロセスモデルは、単体テストを実行し、テストに合格した場合に AWS CodeDeploy を使用して更新をデプロイするように設定されています。CodeDeploy は、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)、AWS Fargate、AWS Lambda などのさまざまなコンピューティングサービスや、オンプレミスのサーバーへのソフトウェアのデプロイを自動化するフルマネージドデプロイサービスです。このラボのコンピューティング環境は、Amazon EC2 Linux インスタンスです。アプリケーションが更新され、バナー画像が想定どおりに表示されるまで、パイプラインの各ステージを追っていきます。

目標

このラボを修了すると、次のことができるようになります。

• Presidents アプリケーションに問題がないか調べる。
• AWS Cloud9 インスタンスに CodeCommit リポジトリのクローンを作成する。
• Presidents アプリケーションのバグを特定し、修正する。
• コードの更新を PresidentsApp CodeCommit リポジトリにプッシュし、Presidents アプリケーションを実行している EC2 インスタンスを更新する CodePipeline のステージを観察する。
• 更新された Presidents アプリケーションを調べ、バナー画像が正常に表示されることを確認する。

技術知識の前提条件

このラボを修了するには、以下の技術的知識が必要です。

• AWS マネジメントコンソールの基本的な操作について理解している。
• AWS Cloud9 コードエディタとターミナルを使用したスクリプトの編集や実行に習熟している。
• Amazon API Gateway、AWS Lambda、AWS CodePipeline、AWS CodeDeploy、AWS CloudFormation の基本的な知識があり、使い慣れている。
• Git、AWS のサービス、サーバーレスコンピューティングに関する経験は役立つが、必須ではない。

所要時間

このラボの所要時間は 60 分です。

アイコンキー

このラボでは、さまざまな種類の手順と注記への注意を促すため、各種アイコンが使用されています。以下のリストは、各アイコンの目的を説明したものです。

• コマンド: 実行する必要があるコマンドを表す。
• 想定される出力: 出力のサンプルであり、コマンドまたは編集済みファイルの出力を確認するときに使用する。
• 注意: ヒントや重要なガイダンス。